先日、いつも仕事で組む男性スタッフに借りた本「論語が教える人生の知恵」(PHP 研究所)


は、孔子のことばを分かりやすく説明し現在の教訓にした本です。


その中で孔子は「知者」と「仁者」の違いを明確に分けています。


仁とは人を愛すること、知とは人を知ることですが、


「知者」・・・絶えず流れる水のように、世の中の動きに敏感に反応して賢く立ち回り

       目の前にあることを愉しむ。


「仁者」・・・世の中の出来事や、何物にも心を乱されず、天に身を任せて長く人生を楽しみ

       天寿を全うする。


どちらが正しいということではなく、人生の流れの中で年齢を重ねるにつれ、


知者から仁者へと、少しずづでも成長していけるように生きていきたいものです。


絵入りでとても読みやすい本です。「論語」は若者への応援歌集といえるでしょう。