政府は、昨日17日、3月に日本を訪れた外国人客は推計
308万1600人だったと発表しました。コロナ禍前の
2019年7月の299万人余りを上回り、単月で初めて
300万人を超え、過去最多となりました。外国人の宿泊や
買い物などの消費額(速報値)は、1~3月で1兆7500
億円に上り、四半期ベースで最高を記録しました。円安が、
外国人にメリットがあることからとみられています。通年
でも過去最多を更新する勢い、とのことです。しかし、都市
部を訪れる外国人が多く、地方での消費は伸び悩み、格差は
歴然としている、と報じられています。有名観光地では、
住民の生活を脅かす、観光公害も顕在化しています。軽井沢
は、地方ではありますが、有名観光地で、やはり外国人が
多く訪れています。まだ中国本土からは、それほどではない
ようですが、台湾、香港、韓国など、例年多く訪れるアジア
の国からの人、そして今年は欧米からの観光客が増えている
と感じます。日本人も、円安で海外旅行がしにくくなって
いるためか、多く訪れています。4月の平日でも、人も車も
多く、ゴールデンウィークなどは、どうなってしまうのか、
観光公害に悩まされることになりそうです。観光客をもっと
地方に分散する工夫が必要です。それぞれの地域で体験
できることをPRするなどして、オーバーツーリズムを解消
する対策が求められていると思います。