しなの鉄道大屋駅(上田市)の新駅舎と併設の大屋駅郵便局
が、昨日26日、開業しました。駅員は置かず、同社と日本
郵便信越支社(長野市)の包括連携協定に基づき、局員が
平日午前9時~午後4時に、70歳以上が対象のシルバー
回数券など券売機では買えない乗車券の販売、駅やホームの
清掃、旅客案内を担う、ということです。郵便局と駅窓口の
一体運営は、JR内房線江見駅(千葉県)、JR仙山線作並駅
(宮城県)に続き、全国3例目です。旧大屋駅は、朝の通勤
時間帯を除き、無人でした。人手不足で、無人駅が増える
中、よいことだと思います。日本郵便支社長は「あって
よかったと思ってもらえるようにしたい」と述べ、しなの
鉄道社長は「賑わいが生まれることで地域の活性化や発展に
つながると期待している」と述べた、と報じられています。
それぞれ経営の在り方を模索する中での併設かと思います
が、ウィンウィンの関係になり、地域の人達が便利になれば
いいのではないでしょうか。