女性の働く場や議会での活動の環境作りに生涯尽くされて
きた、赤松良子さんが、94歳で亡くなりました。長寿で
いらしたとは思いますが、まだまだご活躍いただきたかった
尊敬する先輩です。心から、ご冥福をお祈りします。赤松
さんは、男女雇用機会均等法の成立に、労働婦人局長などと
して力を尽くされました。民間からの文部科学大臣に
なられ、女性初の日本ユニセフ協会の会長も務められて
いました。また、政治家をめざす女性を支援する「WIN
WIN」を設立されたり、「クオータ性を推進する会」
を結成し、超党派の議員連盟と協力して、候補者の男女均等
法の成立に尽力されました。二つの均等法の生みの親とも
いわれています。個人的にも、軽井沢が大好きな赤松さん
が、私が移住した軽井沢の住まいに泊まりに、数年前まで
毎年来られていました。記憶力が素晴らしく、たくさんの
話を、正確な日付も含めて伺うことができました。これから
赤松さんの意思を受け継いで活動する人が、たくさんいる
ことを願っています。