一般ドライバーが自家用車で客を運ぶ「ライドシェア」が、4月から
限定的に解禁されるのを受けて、タクシー会社などが参入に動き
出し、早々に運転手の確保に乗り出している、と報じられて
います。ライドシェアは、主に都市部が対象で、運行の管理などを
タクシー会社が担うことになっています。運行は、タクシーが不足
する地域と時間帯に限られますが、詳細はまだ決まっていま
せん。国土交通省が、配車アプリのデータを分析し、制度づくりを
進めている、とのことです。最大手の日本交通(東京)も、1月
31日にライドシェア運転手の受付を始めました。タクシー配車
アプリ会社もビジネスチャンスとみて参画します。「GO」は、
4月からライドシェアの車にも対応して、アプリで呼ぶ際にタクシー
かライドシェアかを選べる仕組みを検討しているそうです。軽井沢
でも、4月から導入する方向で、タクシー会社などが動いて
います。コロナ禍で休業した運転手のうち、年配の人たちが
年金生活に入り、戻ってこないと聞きます。軽井沢では、休みの日
など、駅に長い行列ができてしまっています。タクシー会社が
運転手の健康管理や保険などを担うということですが、とにかく
安全第一で進めてもらいたいと思います。