オリックスからポスティングシステムを利用し、ドジャースと契約

 

した山本由伸(25)が、27日(日本時間28日)、米ロサンゼルスに

 

ある本拠地のドジャーススタジアムで、入団会見に臨みました。

 

冒頭、英語で話し、全体的に正直に自分の気持ちを話していて、

 

現地で好感を持って受け止められている、と報じられています。

 

私もライブ中継を見ていましたが、素晴らしいプレーをする選手は

 

話もしっかりしている、と感じました。英語の挨拶は、大谷選手の

 

通訳の水原一平さんが訳した、と伝えられています。プロ野球で

 

オリックスに4位指名され、その翌年からメジャーを目指して、英語

 

を勉強していた、ということです。「勝ち続けられる球団に一番近い

 

のはドジャースと感じた」と入団の決め手を語りました。背番号は

 

オリックス時代と同じ「18」です。契約総額は12年3億2500万

 

ドル(約463億円)で、投手(投打二刀流の大谷翔平を除く)と

 

して大リーグ史上最高額の契約になりました。山本は、会見で

 

「今日からは本当の意味で(大リーグに)憧れるのをやめなければ

 

なりません。自分自身が憧れてもらえるような選手になれるよう

 

頑張ります」と、ワールド・ベースボールで、米国との決勝を前

 

に大谷が言った「憧れるのをやめましょう」と参考にしながら抱負

 

を語りました。質疑では、大谷が先に加入したことの影響について

 

「大谷さんがもし仮に他のチームを選んだとしても、もしかしたら

 

ドジャースを選んでいたかと思う。ただ、メジャーでもトップの選手

 

なので、大谷さんは決断の理由の一つになった」と語りました。

 

大谷からどんな言葉をかえられたか、という問いには「悔いのない

 

決断をしてねと。わからないことがあったり何でも聞いてね、と

 

言ってもらった」と答えています。大谷選手も、ドジャースに来い、

 

とは言わず、悔いのない決断を自分でするようにアドバイスして、

 

なかなか素敵だと思います。来季のメジャーリーグ、ドジャースの

 

大谷、山本の活躍が楽しみです。