今日は、「近代作家直筆原稿38人展」(町政施行100
周年記念企画展)の会場で行われた、窪島誠一郎さん
(無言館館主)と古市憲寿さん(社会学者)の対談を聞きに
行きました。井伏鱒二、大佛次郎、西城八十、壷井栄、室生
犀星、三好達治など38人の直筆原稿(窪島さん所蔵)を
軽井沢で初めて見てもらうという企画です。お二人の対談
は、40歳以上の年の差を超えて化学反応を起こし、いつも
楽しく聞かせてもらっています。今日も、絶妙の会話の
キャッチボールで笑いがたくさんある中、原稿用紙に書く
原稿とパソコンで打つ原稿の違い、文学や文学的なものは
残っていくのか、など興味深い話がたくさん聞けました。
定員を超える60人余りが聞きました。直筆原稿展は、
追分宿郷土館、堀辰雄文学記念館で、3月3日まで展示
されています。