文部科学省は、昨日28日、2022年度の学校保健統計調査

 

を発表しました。裸眼視力が1.0未満の割合は、小学生

 

37.88%、中学生61.23%、高校生71.56%

 

で、いずれも過去最多でした。文部科学省は、「スマート

 

フォンやデジタル端末を使う時間が増えたため」と分析し、

 

目を画面から30センチ以上離すなどの活用を呼び掛けて

 

います。国の「GIGAスクール構想」のもと、2021年度

 

末までに、全国の公立小中学校の児童生徒に1人1台の

 

情報端末が配備されました。学校対象のアンケートでは、

 

授業に週3日以上使うと答えた学校が前年より増え、小学校

 

で9割、中学校で8割を超えました。専門家は、日光は

 

近視抑制に役立つ。コロナ禍で、屋外で過ごす時間が減った

 

っことも原因の一つだとしています。デジタル機器の活用

 

は、今後一層必要になると思いますが、子どもたちの視力も

 

考えて、屋外での活動と上手に組み合わせてもらいたいと

 

思います。