各メディアで報じられていますが、イスラエル軍による攻撃が続く

 

パレスチナ自治区ガザ地区で、国際医療組織「国境なき医師団」

 

のスタッフとして活動していた、白根麻衣子さん(36)が、4日、

 

退避先のエジプトで、オンラインの記者会見を開きました。「一般

 

市民が犠牲になっている」と即時停戦を訴えました。白根さんは、

 

私の友人の友人のお嬢さんということで、素晴らしい活動に敬意を

 

表するともに、無事を祈っていました。白根さんは、今年5月から

 

医療援助プロジェクトの人事マネージャーとして現地で勤務して

 

いました。10月上旬に」攻撃が激化したことで、北部の診療所

 

から南部にある国連施設へ避難し、野宿生活を続けてきました。

 

連日の爆撃、食糧難などで、大変だったとのこと。自身はエジプト

 

に脱出できましたが、現地スタッフを置いてきたことが心残りで、

 

それでも自分がいることでかえって負担をかけてしまうということ

 

での決断だったそうです。避難している途中、歩いて避難しようと

 

している市民から車に乗せてくれるようたのまれ、心が張り裂ける

 

想いだった、と。それでも、体験してきた者として「戦争がどれだけ

 

悲惨なものか」、情報を伝え続けたい、と語っていました。麻衣子

 

さんを支えたのは、お母さまの「あなたなら大丈夫だから、信じて

 

待っている」ということばだった、ということです。凛として素敵な

 

麻衣子さんと、支えたお母様に、心を打たれました。