1週間、股関節手術のため入院していたので、ブログをお休み
させていただきました。3年前から右の股関節に痛みがあり、今年
春頃から強くなって、レントゲンを撮ったら、右の股関節のお椀型
の受け皿が、生まれつきないことがわかりました。70年以上、
これだけ動いてきたのにびっくりです。新しい術式がよいと薦めて
くださる友人の進言により、MIS(最少侵襲手術)によって行うこと
にしました。MISは、皮膚切開をできるだけ小さくし、体にかかる
負担を少しでも軽くしようという手術手法です。筋肉、腱を切離
せず、筋肉の間から手術をします。手術時間を短くし、早期の
リハビリを実施することで、合併症も低減します。千葉の船橋病院
が一番症例が多いのですが、東京の拠点である狛江から近い
世田谷のクリニック(世田谷人工関節・脊椎クリニック)で手術しま
した。全国で症例が11番目に多いクリニックです。まだ、この術式
ができる医師が少なく、全国から患者さんが来るので、3ヶ月半
待って、10月30日に手術しました。その日からリハビリで、連日、
午前と午後にリハビリ。そのおかげで、1週間で、杖は使います
が、歩いて退院できました。術後の痛みが、ほとんどないので、
驚きました。してはいけない姿勢がしばらくはあり、運転は1ヶ月
後、杖がなくてよくなるのは2ヶ月後、ということです。リハビリに
励んで、来年には元気な姿に戻れればと思います。それにしても、
手術前の痛さから解放され、かなり普通に歩けるので、ほんとう
に、この術式で手術してよかったと思っています。