死者・行方不明者10万5千人超の犠牲を出した関東大震災から

 

100年の昨日1日、各地で慰霊行事や防災訓練がありました。

 

100年前の教訓が継承されているのか、懸念される首都直下

 

地震への備えは不十分だと思います。1日午前、東京都慰霊堂

 

(墨田区)で、慰霊法要があり、遺族や秋篠宮ご夫妻などが出席

 

しました。大震災は、1923(大正12)年9月1日午前11時58分

 

に発生しました。東京や横浜の市街地で大規模な火災が起き、

 

当時の東京市は市域の約4割が消失した、ということです。

 

犠牲者の約9割が火災に巻き込まれ、火災旋風で多くの人が

 

命を落としました。今後、マグニチュード7程度の首都直下地震

 

が、南関東で30年以内に70%の確率で起こると予想されて

 

いる、とのこと。私がNHKで仕事をしていた頃にも、今後30年

 

以内に70%の確率といわれていて、それからもう30年近く

 

経っていると思います。それなのに、充分な備えをしているとは、

 

とても思えません。私自身、家具に耐震止めをしている位で、

 

住んでいる軽井沢は地盤が強いといわれています。特に、東京

 

では、もっと、その時に備えていく必要があると思います。