岸田首相の長男で政務秘書官の翔太郎氏が、昨年末に首相公邸

 

で親族と忘年会を開き、記念撮影をするなど不適切な行動をして

 

いたことが、国会でも追及されています。昨日25日発売の週刊

 

文春が報じ、松野官房長官が認めた、と報じられています。

 

首相は、同日夕方、記者団に「行為は適切さを欠く。国民の不信

 

を買うようなことならば、誠に遺憾だ」と述べ、翔太郎氏に厳しく

 

注意をした、と説明しました。今日の国会答弁でも、処分や更迭

 

はしない考えを示しています。翔太郎氏は、昨年12月30日に

 

親戚10人以上を公邸に集めて忘年会を開催し、私的な居住

 

スペースでの食事の場には首相も顔を出した、ということです。

 

公邸が過去に官邸だった当時に行われていた組閣時の記念撮影

 

をした赤じゅうたんが敷かれた階段で、親族たちが写真を

 

撮ったり、親族の男性が階段に寝転んだりした写真が、週間文春

 

に掲載されています。首相が居住する公邸も、私邸とは違い、

 

来日した海外首脳との会談に活用されるなど、危機管理が必要な

 

公的な空間です。それを官邸ではないから、公的な空間ではない

 

と考えたのなら、大きな間違いです。翔太郎氏は、首相の欧州

 

訪問に同行した際も、公用車で観光するなどの疑惑が報じられ

 

ました。身びいきが過ぎると、「異次元少子化対策」を文字って、

 

「異次元の親ばか」と言われている、と伝えられています。世襲の

 

よくない点が表れているように思います。いつ解散総選挙がある

 

かと言われている中で、こうしたことを国民はしっかり覚えておいて

 

判断材料にすると思います。