厳戒態勢の中、G7広島サミットが、今日19日、開幕しました。
議長国の日本は、ロシアや中国の動向を踏まえ、法の支配に
基づく国際秩序の維持・強化に向けて、G7の結束を示したい考え
と報じられています。今日は、オンライン出席が予定されていた、
ウクライナのゼレンスキー大統領が、21日にサミットに対面出席
することが、大きく伝えられています。午後から、広島市のホテル
で、昼食をとりながら、デジタルや貿易などを含む世界経済を
巡って討議が行われています。それに先立ち、午前中は、各国
首脳が、原爆資料館を視察しました。その後、平和公園の原爆
慰霊碑に献花し、慰霊碑と原爆ドームをバックに集合写真の撮影
が行われました。そして、そろって、被爆桜を植樹しました。
岸田首相の出身地である被爆地広島でのサミット、核廃絶に
向けてどのようなメッセージを打ち出せるのかも焦点です。
テレビで、慰霊碑への献花や写真撮影を見ていましたが、各国
首脳が、原爆資料館も含めて、自分の眼で見て、核廃絶に向けた
想いを持ってくれることを願います。