年末年始に中断していた全国旅行支援が、今日10日再開され
ました。1人1泊あたりの支援額は、昨年実施時の最大1万1千円
から7千円に縮小しています。再開後の旅行代金の割引率は、
20%。交通費込みパック旅行への支援の上限は5千円、宿泊
だけか日帰り旅行の場合は3千円に引き下げられています。
買い物や飲食に使えるクーポンは原則として電子クーポンで提供
し、平日は2千円に減らし、休日は千円に据え置くそうです。平日
にパック旅行で利用すれば7千円そうとうの支援が受けられる、
とのこと。都道府県ごとに割り当てられた予算を使い切ったところ
から順次、終了します。コロナ禍で傷んだご商売が回復することを
願いますが、コロナ感染が増えていることは、心配です。
長野県内の観光地では、行動制限や水際対策の大幅な緩和に
よって、人出の回復傾向が強まっています。長野市の善光寺
では、年末年始の参拝者数が52万人で、コロナ禍前に近い水準
までに増加しました。国宝松本城でも正月の入場者数が、コロナ
前の80%にあたる1万3241人に回復し、外国人観光客数が、
3年前の入場者数に戻りつつある、と報じられています。