反対の声が徐々に増え、賛成の2倍の反対と、賛否が割れた

 

まま、昨日27日、安倍元首相の国葬が、東京都千代田区の日本

 

武道館で執り行われました。内閣府によると、海外218の国・

 

地域・国際機関からの要人を含む、国内外から4188人が参列

 

しました。首相経験者の国葬は、1967年の吉田茂氏以来、戦後

 

2例目です。安倍元首相が、選挙応援中に銃撃を受けて亡くなる

 

という事件、信条は違っても、多くの国民が、その死を悼みたいと

 

思っていたかと思います。内閣・自民党合同葬なら、このような

 

混乱はなかったと思います。この事態を招いた責任は、拙速に

 

決定した岸田首相にあると思います。強引なやり方だった安倍・菅

 

政権に対して、聞く力をもつという宏池会出身の岸田首相に期待

 

した人は多いと思いますが、最近は安倍派など保守勢力への

 

配慮が目立っています。今回国論を2分したのは、決定プロセス

 

が拙速で国会にも諮ってだったこと、内閣府設置法と閣議決定で

 

法的根拠がないこと、安倍氏自身が大きく関わった旧統一教会の

 

問題、モリカケ桜や安保法制など安倍政権の評価にはもっと時間

 

が必要なこと等があると考えられます。10月3日からの国会で、

 

問題点を明らかにし、超党派で今後に向けての法整備を進めて

 

もらいたいと思います。昨日の国葬の中で、菅前首相の友人代表

 

としての追悼の辞が、声を詰まらせる場面もあり、心がこもって

 

いたと話題になっています。安倍昭恵さんも、その間、何度も涙を

 

ぬぐっていました。ニュースで見て、外の賛否のデモなどの中、

 

一番安倍さんに届いたのかな、と私も思いました。