総務省が、18日に公表した人口推計によると、65歳以上の高齢
者は、前年より6万人多い3627万人で、過去最多を更新しま
した。総人口に占める割合は、29.1%で、0.3ポイント上昇し、
過去最高です。75歳以上は、72万人増の9317万人で、初めて
総人口の15%を超えました。また、2021年に働いていた65歳
以上は、総務省の労働力調査で909万人に達し、前年から6万人
増えました。18年連続の増加で、65~69歳の就業率は50,3
%で、初めて半数を超えました。どんどん高齢化していくことは、
予想されていましたが、医療や介護、そして私のように地方に
住んでいる者にとっては交通の問題も深刻です。免許を返納
したら、買い物にも行けません(いつも行く大きなスーパーまでは
6キロあります)。公共交通の整備が急がれます。一方、日本では
超少子化も合わせて進んでいるのが問題で、持ちたい人が安心
して子どもを産み育てられるようにしないと、社会保障をはじめ、
社会が成り立たなくなります。