全国的に新型コロナウイルスの感染は過去最多レベルになって

 

いますが、3年ぶりに行動制限がない今年のお盆。各地で久々の

 

帰省を楽しんだ人たちのUターンラッシュが、昨日から始まって

 

います。8月11日の山の日が木曜日で、そこから休みに入った

 

人もあるようで、今年のお盆は分散されているのか、軽井沢では

 

渋滞はしていますが、例年ほどではなく、週末の混雑と同じ感じ

 

です。昨日が、Uターンラッシュのピークということで、高速道路は

 

午後から上り線で激しい渋滞になりました。関越自動車道で坂戸

 

西インターチェンジ付近を先頭に24キロ、中央自動車道で小仏

 

トンネル付近を先頭に18キロなどとなっています。今日15日も、

 

昼ごろから夜遅くにかけて、いずれも上り線で、関越自動車道で

 

高坂サービエリア付近を先頭に40キロ、東名高速道路で綾瀬

 

スマートインターチェンジ付近を先頭に30キロなどの渋滞が予想

 

されています。JR各社が、7月下旬に発表した8月10~17日の

 

新幹線、在来線の指定予約数は2021年比2.69倍で、コロナ禍

 

以前の18年の6割まで回復しました。航空各社が、7月下旬に

 

発表した8月6~16日の国内線の予約状況は21年比1.7倍

 

でした。

 

コロナの感染者が最多レベルになっていますが、社会経済活動と

 

両立する方針に政府が転換したため、日常の暮らしが、ある意味

 

戻ってはきています。一方で、死者数は増え、医療現場が逼迫

 

している状態への対応は必要です。バランスをどう考えるのか、

 

これからも難しい状態が続きそうです。