昨日、予告編をお届けした、大賀ホールでの小池真理子さんの
イベントは、北海道から九州まで全国から応募された方の中から
抽選に選ばれた650人が、小池さんの魅力を堪能しました。
昨年8月に予定していましたが、コロナ禍で延期になり、その時は
半数しか入場できない予定でしたので、延期して、多くの方に
聞いていただけてよかったと思います。軽井沢図書館文化講座
としての開催で、タイトルは「生と死を書く~私の中を流れる時間」
でした。第一部は、亡くなった藤田さんを想い書かれた「月夜の森
の梟」から、小池さんが選んだ5編を、軽井沢図書館名誉館長の
青木裕子さんが朗読し、間に小澤章代さんのチェンバロ演奏が
あり、涙する方もあり、みなさん聞き入りました。第2部は、小池
真理子さんのおはなしで、やはりお連れ合いを亡くされていて、もう
1冊の「神よ 憐みたまえ」を出版した新潮社出版部部長の中瀬
ゆかりさんが聞き手で、1時間余り、おはなしを堪能しました。
小澤さんのピアノとチェンバロの演奏もありました。イベントの後、
著者がサイン会を開くことも多いのですが、コロナ禍ということも
あり、私が日程調整とお手伝いをして、事前に軽井沢書店で
サインしたものを販売しました。全国で、ここでしか入手できない
サイン本ですので、1冊お持ちの方も、もう1冊どうぞ、と司会者の
特権で、薦めました。とても濃密な時間で、多くの方が、またとない
時間を過ごしていただけたと思います。