美しい体操を追求し、2012年のロンドン、2016年のリオデジャ

 

ネイロと五輪大会で2連覇、世界選手権の個人総合で2009年

 

から6連覇という偉業を成し遂げた、内村航平選手(33)が、昨日

 

11日、現役引退を発表しました。14日に記者会見を開く、という

 

ことです。世界選手権での総獲得メダルは、金10個、銀6個、銅5

 

個の計21個で、誰にも破られない記録だと思います。記録だけで

 

なく、完璧な着地、指先まで神経の行き届いた演技など、記憶にも

 

残る選手だったと思います。史上最高の体操選手と、海外でも

 

功績が称賛されている、と報じられています。6種目やってこそ

 

体操、という信念を曲げてまで東京五輪への道を模索し、満身

 

創痍の状態で東京五輪の舞台に立ちましたが、1種目にしぼった

 

鉄棒で落下。その後も後輩の選手たちを、懸命にサポートして

 

いた姿が印象に残っています。十二分に力を出し尽くした内村

 

選手に、ご苦労様と拍手をおくりたいと思います。