天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは、昨日5日、皇居・宮殿などで
成年の行事に臨まれました。女性成年皇族の正装のロングドレス
「ローブデコルテ」にティアラを初めて身に着け、皇居・宮殿で
両陛下にあいさつされました。ほんとうに、きれいになられて、
内面からの美しさが、感じられました。愛子さまは、1日に20歳の
誕生日を迎えられましたが、学業を優先して、日曜日の昨日、
行事が行われました。愛子さまは、報道陣からお祝いの言葉を
かけられると、「ありがとうございます」と微笑み、会釈されました。
この日は、午前中、皇室の祖先などを祭る宮中三殿も参拝され、
宮殿では、陛下から勲章「宝冠大綬章」を授与されました。
愛子さまがつけられたティアラは、コロナ禍でみんな大変な中
だからと新調せず、叔母の黒田清子さんのものを借りられた、との
こと。両陛下と愛子さまの心遣いが感じられます。愛子さまは、
正装のまま、上皇ご夫妻との面会のため、高輪の仙洞御所に
行かれ、コロナ禍で会えなかった上皇ご夫妻と1年9ヶ月ぶりに
会われました。上皇ご夫妻も、お喜びだったと思います。ただで
さえ、次の世代が少ない皇族の現状で、眞子さんが結婚したことも
あり、愛子さまへの期待が大きいといわれます。成年にあたり、
愛子さまは、「一つ一つのお務めに真摯に向き合い、できる限り
両陛下をお助けしていきたいと考えております」と感想を公表
されています。両陛下の愛情のもと、困難を乗り越えて、健やかに
成人された愛子さま。お誕生日にも書きましたが、皇族の存続の
ために女性天皇・女系天皇を認めるなど、今後の人生の選択肢
が増え、本人の気持ちが尊重されることを願っています。