米大リーグは、3日に、各地でレギュラーシーズン最終戦が行われ
エンゼルスの大谷翔平は、シアトルでのマリナーズ戦に、1番指名
打者でフル出場し、1回に46号ソロを打ち、日本選手では2007
年の松井秀喜(ヤンキース)以来となる100打点に達しました。
本塁打は、ア・リーグ最多48本のペレス(ロイヤルズ)とゲレロ
(ブルージェイズ)に届きませんでしたが、今季は、様々な記録を
作り、連日楽しませてくれました。大谷は、打者としては、本塁打
46本、打点100、打率2割5分7厘、盗塁26。投手としては、
9勝2敗で、防御率は3.18でした。二刀流は無理と言っていた
日本の評論家も絶賛していました。コロナ禍で憂鬱な日々に、
楽しみをもたらしてくれた大谷翔平選手に、感謝します。成績だけ
ではなく、野球を愛している態度、人としての対応など、米国でも
人気がある理由が、よくわかります。シーズン終盤に、連続四球で
打たせてもらえなくても、笑顔で塁に出る様子。グランドにゴミが
落ちていると拾ってポケットに入れ、相手チームの選手の折れた
バットも拾ってあげたり、心を打たれる場面が多々ありました。
べーブルース以来の二刀流で10勝には届きませんでしたが、
まだ若く、来年以降への楽しみで十分だと思います。エールを
おくりたいと思います。