秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまが、婚約が内定している小室圭さん

 

と年内にも結婚される方向で調整が進められている、と報じられて

 

います。婚約や結婚に伴う儀式は行われない見通しで、年内にも

 

婚姻届けを提出して結婚される方向、とのこと。小室さんが、米

 

ニューヨーク州の法律事務所への就職の見通しがたち、ニュー

 

ヨークに住まれる予定だそうです。小室さんの母の借金問題で

 

これだけ時間がかかりましたが、私は、お二人の気持ちが大事と

 

思ってきたので、祝福したいと思います。

 

一方、皇籍を離脱されるので、次の世代の皇族は、また減ること

 

になります。私は、女性天皇を認めるべき、とずっと主張して

 

きました。毎日新聞のウェブ上の「政治プレミア」に、私が書いた

 

「女性天皇・女系天皇を認めなければ皇室は存続できない」が、

 

今日、アップされています。先日まとめられた政府の有識者会議

 

の、皇族確保策は、女性皇族の婚姻後の皇籍維持と、旧宮家

 

(旧皇族)の男系男子と現皇族による養子縁組の2案を軸とした

 

「今後の整理の方向性」は、当初の目的とはほど遠く、弥縫策に

 

すぎません。女性宮家の創設すら、保守派への配慮から見送られ

 

たとのこと。日本は、世界1の超少子社会になっていて、皇室が

 

例外というわけにはいきません。次の世代の男性皇族は、悠仁

 

さま1人だけです。保守派の人たちは、万世一系の神聖な天皇

 

家だから、男系男子しか天皇になれない、といいます。しかし、

 

日本の天皇は、正妻の子とそうでない女性の子が半々くらいで

 

継承されてきています。今、正妻以外の子を認めることは、あり得

 

ません。海外を見ても、先進国の王室では、男女双方の継承が、

 

法改正をして、認められています。世論調査でも、女性天皇、

 

女性天皇の子による女系天皇を支持する意見が、8割ほどに

 

上っています。小泉政権の時の有識者会議が公表した4案、

 

①第1子優先 ②原則として第1子だが、同じ兄弟姉妹の中では

 

男子優先 ➂男系男子の後に、それ以外の要素で決定 ④男子

 

優先でその後に女子、も参考にして、皇室典範を改正して、女性

 

天皇・女系天皇を認めるべきだと考えます。そうでないと、皇室の

 

存続は、危ういと思います。