毎年行われている、第一生命保険の「サラリーマン川柳」の入選
作100句が、昨日27日、発表されました。新型コロナウイルス
感染拡大によって、働き方や人間関係が変わり、その中で、
戸惑ったり、がんばったりしている会社員の様子が描かれた作品
が多く、興味深く見ました。テレワークにまつわるもので、「会社
へは 来るなと上司 行けと妻」「リモートで ミュート忘れて
愚痴バレる」「激論も パジャマ姿の 下半身」などがあります。
また、「はんこレス 上司の仕事 吹き飛んだ」「コロナ禍が
程よく上司を ディスタンス」なども、今の働き方の様子を上手に
表現しています。「自粛中 見えた夫の 定年後」「テレワーク
いつもと違う 父を知る」など、家庭内の人間関係の変化も
詠まれています。応募があった6万2542句の中から100句が
選ばれました。5月下旬には、ベスト10が発表される予定です。
いつも、その時々の状況が詠まれている「サラリーマン川柳」、
あのコロナの日々は、こうだったね、と語れるのは、いつになるの
でしょうか。