立憲民主党、国民民主党両党などが結成する合流新党の代表選

 

が、昨日10日、東京都内のホテルで行われ、立憲民主党の枝野

 

代表(56)が、初代代表に選出されました。国民民主党の泉政調

 

会長(46)との一騎打ちを制しました。得票率は7割を超え、3桁

 

の大台に乗りました。党名は、投票の結果「立憲民主党」に決まり

 

ました。枝野氏は、選出後、「ここから本当の戦いが始まる。国民

 

の選択肢になる」と述べ、政権交代を目指して、与党と対決する

 

決意を表明した、と報じられています。結党大会は、15日に開か

 

れます。代表選は、新党に参加する国会議員149人が投票

 

しました。ちょうど、7年8ヶ月続いた安倍政権の終わりと重なり、

 

自民党総裁選の影で取り上げられ方が少なくなったかと思います

 

が、泉氏が立って、政策を訴えあったことは、よかったと思い

 

ます。安倍長期政権を許したのは、多弱の野党にも責任があった

 

と思うので、また元の民主党に戻っただけという見方もあります

 

が、もう一つの選択肢として塊を大きくした意味はあると思い

 

ます。確かに民主党政権が、ガバナンスが悪いなどの問題を

 

抱え、短期政権に終わったことの反省は、私も当事者として、して

 

います。しかし、子ども・子育て支援政策を作り上げたり、将来の

 

ために社会保障・税一体改革を行ったりしてきたことには、

 

もってよいと思っています。あれだけ支持率が落ちていた安倍

 

政権の支持率があまりに上がっていることに驚いています。病気

 

は、治していただくよう願いますが、それと安倍政権の検証とは別

 

の問題だと考えます。数合わせと言われないためにも、枝野新

 

代表には、選択肢足りうる政策を打ち出し、党をまとめていって

 

もらいたいと思います。今回、国民民主の中で合流しなかった人

 

たちや、野党の中での選挙協力が必要なことは、言うまでも

 

ありません。