今日は、午後から、図書館の多目的室は換気が悪く使えない
ので、中央公民館講堂で、姜尚中さんを招いての文化講演会が
あり、お手伝いしてきました。コロナ対策で入場者は50人に限定
し、検温などをしての開催です。希望者多数で、申し込みはすぐに
いっぱいになりました。「何が起きるか ポスト・コロナ~姜尚中
大いに語る」というタイトルで、姜さんの話が1時間弱、その後、
西日本新聞相談役の川崎隆生さんとの対談、最後に質疑の
1時間半でした。コロナは不信と分断を招いている。ひとりひとりが
真摯に向き合い統合されることが必要で、「自由」のあり方が
問われている。社会が国を検証する必要があり、強い国家・強い
社会でないとコロナの非常事態に対応できない。安倍政権で
社会が弱体化した。社会と国家のせめぎ合い、協力関係が必要。
誠実さがないところに信頼はない。といった話をされました。
質疑の最後に、私に質問を振られたので、ポスト・コロナに
求められるリーダー像について質問しました。国際的に評価され
ているのは女性のリーダーが多く、心に響くわかりやすいことばで
語り続けていることもあるのでは、と。この時期にふさわしい、
聞きごたえのある文化講演会でした。