今日は、「フードバンク軽井沢」と、私が責任者をしている「こどものいばしょ~

 

あたしキッチン」主催で、映画「子ども食堂にて」を、中央公民館の講堂で、自主

 

上映します。東京の映画製作チーム・sunshineが制作したもので、春までは上映

 

場所が決まっていて、その後全国から自主上映を募っていたので、連絡をとり、

 

今日の上映を決めました。こども食堂を舞台に繰り広げられる、愛に溢れる親子

 

のものがたりで、「こどもたちが幸せになりますように」と映画のパンフレットの表紙

 

にあります。ここで作られた前作が、親から虐待を受けた子どもが多くの人に支え

 

られて立ち直るものでした。その主人公だった女性が20歳になり、児童福祉司を

 

目指して夜間の大学で学びながら、「こども食堂」を手伝う、というのが、今回の

 

映画です。メールで連絡をとっていた佐野監督が、政策意図として、「こども食堂

 

は、一見、貧困家庭の子どもが食べに来る食堂のようなイメージも持たれて

 

いますが、実はそうではなく、どんな子どもでも、また子どもだけではなく大人も

 

食べに来られて、地域の人々に囲まれた団らんの中で、子どもが一人でも安心

 

して食事ができる場、自分の居場所をみつけられるような場となっています。」と

 

書かれていることに、あたしキッチンをやっている立場からも共感します。今日は、

 

昼の部が13時半から、夜の部が18時半からの二部構成で上映します。映画の

 

DVDを借りるのに、最低5万円なので、500円の参加費で前売りをし、チケットなし

 

でも会場で500円で入れるようにしました。100人で5万円になり、その後は1人

 

増えるごとに、制作会社に500円入る仕組みなので、主催者には全く利益はない

 

という形で、町の教育委員会からも後援してもらっています。ともに子ども・子育て

 

応援で連携している、佐久市・小諸市・御代田町の社協からも後援してもらって

 

います。会場では、フードバンクやこどものいばしょなどのパネル展示をして活動

 

のPRをし、フードバンクに食料を寄付していただくフードドライブや小諸の方がして

 

いる学用品リユースも行いました。昼の部、夜の部、合わせて121人の方が

 

見てくださり、とてもよかった、という声をたくさんいただきました。