コンビニ大手のミニストップは環境に配慮し、レジ袋を有料化する実験を千葉市内

 

の2店舗で、昨日24日から始めました。2020年2月までに約40店舗への実験

 

拡大を検討する、と報じられています。レジ袋については、政府は来年4月にも

 

有料化を義務付ける考えを示していて、コンビニ各社で代替品の検討などレジ袋

 

削減に向けた動きが活発になっています。ミニストップでは、顧客に買い物袋の

 

持参を呼びかけ、レジ袋を必要とする場合、植物由来のポリエチレンを10%配合

 

したレジ袋を1枚3円で提供する、ということです。セブンイレブン・ジャパンを傘下

 

に持つセブン&アイ・ホールディングスは、2030年までにプラスチック製レジ袋を

 

廃止し、紙製の袋などに代替する計画を発表しています。4月から、横浜市内の

 

セブンイレブンでプラ製の袋と紙袋を客に選択してもらう実験を開始していて、

 

代替品の検討を急いでいる、とのこと。ローソンは、2030年度までに17年度比で

 

レジ袋を半減させる計画です。ファミリーマートは、レジ袋の軽量化でプラスチック

 

使用料の軽減に取り組んでいます。また、セブンイレブン・ジャパンは、昨日24

 

日、全国で販売しているすべてのおにぎりの包装に植物由来のバイオマス

 

プラスチックを配合した素材を導入することを明らかにしました。すでに「手巻

 

おにぎり」には導入していますが、来月にも全品に拡大します。セブンイレブンの

 

おにぎりの販売個数は、年間約22億個で、環境にやさしい包材を主力商品に

 

採用することで「脱石油」の取り組みを強化する狙いだそうです。包装の一部に

 

サトウキビを原料とする素材を使用し、これまでに比べて、年間の二酸化炭素

 

(C O2)排出量を約403トン、プラスチックの使用量を約260トン削減できると

 

試算しています。ファンミリーマートは、2018年2月期に計約300あったサラダ、

 

弁当などの容器や包材の種類を2020年2月末までに4割減らすということです。

 

複数商品に対応できる容器にして、商品切り替え時の廃棄物を減らすことも狙う

 

とのこと。こうしたコンビニ各社のプラスチックごみ削減の取り組みを歓迎したいと

 

思います。私もできるかぎり、買い物の袋を持参してレジ袋をもらわないようにして

 

いますが、ひとりひとりの取り組みが大事だと思います。次の世代に、少しでも

 

よい状態で地球を手渡すためにも。