昨日から一泊で、新潟に行ってきました。できるだけ日帰りを原則にしているの

 

ですが、新潟で今回呼んでくれたのは、1985年に北京で開催された「第4回

 

国連世界女性会議」の後、当時は日本ではまだなじみのなかった、ロビイング

 

(政策提言)のNGOを一緒に立ち上げた仲間たちなので、総会と講演会の後、

 

5人の仲間と一泊してきました。北京JACというのは、Japan Accounntability

 

 Caucus for the Beijing Conference の略です。この前年の国連の

 

人口開発会議から、日本でもNGOの代表が政府代表に入ったり、NGOの

 

フォーラムに日本人も多く参加するようになっていて、会議の時だけではなく、

 

日本の中でも、政策提言をするネットワークを作りました。新潟は、その中でも

 

活発に活動を続けています。昨日は、新潟県女性センターの部屋で、総会の後、

 

私が参院議員、衆院議員として、そして政権交代して厚生労働副大臣・大臣として

 

取り組んできた政策、そしてこれからを1時間10分ほど話しました。約15年の

 

国会議員としての活動で実現してきた政策として、男女共同参画社会基本法、

 

DV(配偶者からの暴力)防止法、児童虐待防止法改正、社会保障と税一体改革

 

での子ども・子育て支援、女性活躍推進不法の基になった働くなでしこ大作戦、

 

セクシュアルハラスメントの労災基準見直し、生活困窮者自立支援制度などに

 

ついて話しました。これからについては、多様な価値観・生き方が尊重される社会

 

にするために、政策を実現できる議員を選ぶこと。また、「ともに」がこれからの

 

キーワードだと私は考え、共生、協働が大事になること。そして、軽井沢でのフード

 

バンクを基にした、いわゆる子ども食堂の「こどのもいばしょ~あたしキッチン」など

 

のボランティア活動の話もしました。会場には、私が大臣の時に副大臣だった西

 

村智奈美衆院議員や、参院選の新潟選挙区の候補予定者打越さく良さんも来て

 

いて、多くの人から発言があり、全体で2時間の記念講演を終えました。会場から

 

40~50分の所にある温泉に、メンバー5人と泊まり、積もる話を、夜も今朝もして

 

きました。いつものとんぼ返りと違って、充実した1泊2日でした。温泉ホテルの

 

正面に、みごとな桐の花が咲いていました。私は紫の花しか知らなかったので、

 

初めてピンクの花を見ました。