今日は、暦の上では、この日から春になる立春です。今日は、暦どおり、東海地方

 

では5月の気温、東京では19度など暖かい所が多く、雪の残る軽井沢でも、この

 

時季としては珍しく、最低気温がプラスで、午前2時の3.2度でした。最高気温

 

は、午後に7.6度まで上がりました。でも、このまま春とはいかず、夜には気温が

 

急降下し、週末にかけて寒くなる、ということです。

 

さて、今日は、軽井沢に来て初めて、佐久市のエムシネマに行き、映画を見て

 

きました。映画館で映画を見るのは、子どもたちが小さかった時に、ドラえもんや

 

ドラゴンボールなど、子ども向きのものを見て以来です。映画は、TVの王様の

 

ブランチでも2週連続1位と報じていた、「マスカレード・ホテル」です。東野圭吾

 

原作で、木村拓哉、長澤まさみが主演で、豪華な出演者たちでも話題になって

 

います。2時間余り、とても楽しむことができました。やはり劇場で見る画面は

 

迫力があり、これからは時々見たいなと思っています。東野圭吾は、映画の話を

 

断り続けてきましたが、主演が、小説を描く際に漠然と思い描いていた木村拓哉

 

ということで了解し、映画になった、ということです。型破りだが、人を見抜く天才の

 

捜査一課刑事で、捜査のためにホテルマンに扮するのが木村拓哉。超まじめな

 

ホテルマン、フロントクラークが長澤まさみ。3件の殺人事件に続いて、このホテル

 

で4件目が起きるということで、捜査が行われます。一くせも二くせある宿泊客達。

 

そして、木村と長澤の息の合った会話、初めはぶつかりますが、次第に心が通じ

 

合っていく様子が、よく描かれていました。マスカレードは、仮面舞踏会で、ホテル

 

を訪れたお客様の仮面をはがしてはならず、そのままで受け止める、ということ。

 

確かに、ホテルは、晴れの場で、いつもとは違う自分でいられる場所だと思い

 

ます。鈴木雅之監督は、木村拓哉と「ロングバケーション」「HERO」でタッグを

 

組んできていて、撮影中もアイコンタクトで撮影を進めたそうです。最後にわかる

 

意外な犯人、またホテルのバックヤードからロビーに出る瞬間にホテルマンという

 

仮面をつける人達など、興味深く見ることができました。予定していたお客様が

 

来られなくなり、時間があいたので、見たかった映画が見られて、得をしたような

 

一日でした。