長野県の軽井沢に住むようになって6回目の新年です。小学生の頃から、将来は

 

軽井沢に住みたいと思っていたので、念願がかなっています。すっかり長野の人

 

になったのか、東京は寒さの種類が違うようで、東京に来るたびに、今回も風邪を

 

ひいてしまいました。長野の人は、愛情をこめて「信州」といっているように思い

 

ます。いくつか信州のよい所を上げてみたいと思います。地方移住に関心がある

 

人向けの総務省の相談窓口「移住・交流情報ガーデン」(東京)が、移住したい

 

地域や関心のある場所を1年間の来場者に道府県別に尋ねたところ、長野が

 

トップになった、ということです。2位は北海道、3位は山梨でした。長野や山梨は

 

民間調査でも移住希望先として人気が高く、総務省は「首都圏に近く交通アクセス

 

がいいことや、移住相談会に力を入れていることが影響した」と分析している、と

 

報じられています。また、「移住先でどんな生活ができるのか、希望者が具体的に

 

イメージできることが重要」としています。私も移住していますので、魅力は、数え

 

きれないほどあると思っています。また、先日の報道では、日本ユニセフ協会

 

(東京)とNPO法人「人間の安全保障フォーラム」が、初めて発表した都道府県別

 

「人間の安全保障指数ランキング」で、長野県が総合指数で2位になりました。

 

人間の安全保障は、貧困や病気などあらゆる脅威に対して、医療や教育、住まい

 

など身近な対策を重ねて人々を守る考え方です。長野県が上位になったのは、

 

平均寿命の長さなどが理由ということです。障害者雇用率、母子家庭の就学援助

 

の受給割合、子どもの自殺率などの統計データと、インターネットを通じて全国

 

約5000人を対象に、孤立感や人生の満足度などを尋ねた独自のアンケート

 

結果からまとめました。1位は福井県、3位は富山県でした。長野県は、健康診断

 

の受診率や男性の家事・育児分担度などが高く、所得・資産の格差を示す「ジニ

 

係数」や犯罪認知件数、生活保護受給率が少なかった、とのこと。もうひとつ

 

データをあげると、信州は、ごみの量が日本で最少です。2位は沖縄県、3位は

 

熊本県です。最も多かったのは福島県でした。宴会での食べ残しを防ぐための

 

「3010(さんまるいちまる)運動」は、初めの30分、終わる前の10分は、自分の

 

席で食べましょう、ということですが、この発祥の地も、長野県の松本市です。私

 

は、軽井沢のある信州(長野)が大好きで、母のケア等で東京に来て、軽井沢駅に

 

戻ると深呼吸しています。