現在、軽井沢は紅葉まつりの最中です。しなの鉄道の中軽井沢駅や中軽井沢

 

図書館が入っている、くつかけテラスの中庭では、くつかけ市場が開かれ、

 

中軽井沢商工会のさわやかバザール、クラフトや食品など30店舗ほどが出店。

 

私たちが主催する「古本まつり」も、毎年、ここで行っています。今年春に、本屋

 

さんが町になくなってから3年ぶりでオープンした軽井沢書店からも移動販売車が

 

出ていました。図書館友の会は、軽井沢図書館を支援するボランティア団体で、

 

私は顧問をしていますが、毎年恒例の催しを、いくつか行っていて、そのひとつ

 

が、古本まつりです。くつかけテラス1階の図書館前で、友の会会員から寄付

 

された本を、1冊100円で売っています。その売上は、東日本大震災で大きな

 

被害を受けた岩手県大槌町の図書の支援として、全額寄付をしています。震災

 

後、毎年行っていて、大槌町では、今年6月に複合施設「おしゃっち」がオープン

 

し、その中に「大槌町図書館」が再建されました。毎年、3~5万円位の売り上げを

 

図書カードにして送っています。今日も、販売開始の10時を待ちかねて、多くの方

 

が来てくださいました。中には、毎年楽しみに来てくださる車いすのおばあさまも

 

いらして、今日も、数十冊買っていってくださいました。単行本でも文庫本でも1冊

 

100円なので、気に入った本と出会えばお得ですし、それが大槌町の役にも立つ

 

ので、一石二鳥です。毎年、私たちも、楽しく売らせていただいています。今日、

 

売れ残った本は、11月1日、2日と、もうひとつの離山図書館に来ていただくため

 

に、これも毎年春と秋に、友の会で行っているラウンジ文庫フェスタでも、ミニ古本

 

まつりとして販売する予定です。