新潟市の市立小針小2年の大桃珠生さんが殺害され、自宅近くのJR越後線の
線路に遺棄された事件で、新潟西署捜査本部は、昨日14日夜、死体遺棄と死体
損壊の疑いで、新潟市西区の会社員小林遼(はるか)容疑者(23)を逮捕しま
した。容疑を認めている、ということです。捜査関係者によると、同日午前からの
任意の事情聴取で、殺害をほのめかす供述をしている、と報じられています。
事件発生から1週間での逮捕で、子どものことを心配されていた方たちは、少しは
安心されたかと思います。大桃さんは、自宅から約300メートル離れた踏切付近
を1人で歩いているのが目撃されていて、帰宅直前に連れ去られ、夕方までに
殺害された、と見られています。事件のすぐ後から、4月に女の子を連れ回した
として書類送検されていて、大桃さんの家のすぐ近くに住んでいることなどから、
小林容疑者を警察は犯人ではないかと調べていた、そうです。小林容疑者は、
車で大桃さんにぶつかる事故を起こし、泣きだしたので殺して車に乗せた、と供述
している、と伝えられていますが、小さい女の子に興味を持つ性癖からして、信用
できないと思います。ほんとうに恐い思いをし亡くなった珠生さん、そして保護者や
関係者の方たちのためにも、徹底的に調べて、厳罰に処してほしいと思います。
集団下校をしても、一定の地点からは1人になります。子どもたちの安全を守る
ために、登下校時の見守り、これは軽井沢でも行われていますし、各地で行われ
ていて、西区小針でも行われていました。しかし、ボランティアで見守りをする人の
高齢化があり、事件があった踏切近くも、担当していた方が高齢になり、立つ人が
いない状態だったそうです。ボランティア活動を行政もバックアップするなどして、
安全のための対応をしてほしい、と思います。また、事件後、関係があるのではと
言われ、珠生さんも当日朝に声をかけられたことが後からわかった、黒ずくめの男
とは、犯人は別人でした。昨年来、何度も黒ずくめの男に声をかけられたり、追い
かけられたりした事件が相次いでいるということで、こちらの解決も急がれると思い
ます。