この冬の軽井沢は、気温は低いけれど、雪が少なくて、運転はしやすくなって
います。昨夜は、雪と霧で、佐久市の児童養護施設のグループホームでの夕食
作りを終えて、軽井沢に戻る時、前が見えなくて恐い位でした。降った雪の量は
少なかったのですが、今朝は、樹木にきれいな樹氷が見られ、道もうっすらと
雪化粧していました。浅間山もきれいです。今朝の気温は氷点下9.1度と、
この時季らしい冷え込みでしたが、昼間は日差しがあり4度まで上がりました。
氷点下でないと暖かいと感じるのは、5年目の冬で慣れてきたためでしょう。この
時季の軽井沢は、お店も休眠中の所が結構あるのですが、中国の春節で、駅も街
も賑わっています。軽井沢にある児童養護施設の軽井沢学園を応援する会の
会員になっています。学園では2年前の春に、家庭的な施設にするため、佐久市
に一戸建てのグループホームを作り、6人の子どもたちが、交替勤務の3人の
保育士さんの1人と暮らしています。大規模な施設から家庭に近い施設に、と国が
方向性を出しています。このグループホームには、現在、3歳、5歳が2人、中学3
年生が2人、この春独立する子が1人います。児童養護施設の子どもの半数以上
が虐待を受けた子どもです。若い保育士さんが6人の子どもをみるのは大変だと
思いますが、お姉さんやお兄さんが小さい子の面倒をみたり、普通の家庭で
みられる光景もあるので、子どもたちにとっては、よいことだと思います。毎月1回
ですが、子どもたちからリクエストをもらって、食事を作っています。昨夜は、パスタ
2種類(たらこスープ、ボロネーゼ)、海老フライとサラダ、デザートに大きなバケツ
プリンでした。1食1人300円なので、デザートや多くかかった分は、プレゼント
です。ここから昨年も1人、高校を卒業した男の子が独立し、今年女の子が独立
しますが、職場、住まい、家財道具、車など環境整備が大変で、学園のスタッフや
理解する周辺の人たち、友の会のメンバーなどが、できる応援をしています。
どのような家庭に生まれるかを子どもたちは選べませんので、ボランティア精神で
社会で支えていければと思っています。