昨日の雪は、東京で23センチも積り、午後2時すぎに4年ぶりの大雪警報が出た
ので企業などが早く帰るようにしました。雪のピークと重なったのか、交通機関が
間引き運転をしたのと、予想より雪が早くからたくさん積りバスやタクシーの走行も
ままならなかったので、駅が入場制限になったり、バスやタクシーに多くの行列が
できたり、東京の雪への弱さを物語っていました。今朝からは、電車は遅れはでて
いましたが、わりと走っていました。首都高速は通行禁止が多く、走れる所でも
昨夜から運転できずに停まったままのトラックなどが多数あって、ほとんど動け
ない大渋滞の様子を、朝からワイドショーなどで伝えていました。狛江の道も、
歩道はなかなか除雪されませんでしたが、それでも気温が上がり、ビショビショに
融けている部分と凍っている部分があり、歩くのは結構大変でした。午後の新幹線
で軽井沢に戻りましたが、中央線快速は遅れていたりで、東京駅まで、いつもより
30分長く時間がかかりました。途中の熊谷、高崎も雪景色で、軽井沢ももちろん
雪ですが、雪対応も慣れているので、戻ってホッとしました。軽井沢駅にタクシーが
ほとんどいなくて、どうしたのかと思ったところ、草津白根山の噴火の取材の
メディアの人たちが、東京付近の高速の状態もあってか、新幹線で軽井沢まで
来て、白根山まで乗って行っているので、軽井沢にはほとんどタクシーはいないと
いわれました。意外なところに影響が出ています。草津白根山は、今日23日午前
10時頃に噴火し、本白根山の鏡池付近の火口から1キロ以上離れた場所まで
噴石が飛んだことが確認された、と報じられています。気象庁は、噴火警戒レベル
を「入山規制」のレベル3まで引き上げました。この噴火によって、近くにある草津
国際スキーで雪崩と当初はいわれていましたが噴石で、訓練中の自衛隊員など
が巻き込まれ、49歳の自衛隊員が死亡し、けが人も多数出ているようです。
また、スキー場の周辺で停電が発生し、リフトの一部が動かなくなり、乗客が
ヘリコプターで救出されている映像も放送されています。火山の噴火は、予測が
難しいのでしょうが、何とか予知できなかったのでしょうか。
新幹線から撮った、熊谷近くの真っ白な田んぼ、観音様も見える高崎駅近く、
そして、軽井沢の雪の写真です。