超大型の台風２１号は、明日２２日昼には沖縄、奄美地方に接近し、強い勢力
を保ったまま、２３日朝までに本州に上陸する恐れがあります。気象庁による
と、台風が通過する東海や関東甲信では、特別警報級の大雨となる可能性が
あり、早めの警戒を気象庁では呼びかけています。２３日正午までの予想雨量
は、東海では４００～６００ミリ、近畿、関東甲信、伊豆諸島では３００～４００
ミリ、中国、四国、北陸、東海では２００～３００ミリなどとされています。
明日は、衆院選の投開票日なので、気象庁は、昨日２０日、「事前に投票を
すませた方が安全」と期日前投票を促す異例の呼びかけを行っています。
今週末は、母のケア等で東京なのですが、東京で滞在している狛江市では、
狛江市役所の前の道路が、期日前投票に訪れた人たちが停車している車の
列が続き、見たこともない光景になっています。期日前投票は、今日夜８時まで
できますので、明日の天候を考えると、できるだけ多くの方が投票されるとよい
と思います。今回の衆院選は１０議席削減され４６５議席（小選挙区２８９、比例
区１７６）を争うものです。候補者は、自民３３２、希望２３５、公明５３、共産２４３
、立憲７８、維新５２、社民２１、こころ２、諸派９１、無所属７３の計１１８０人
です。選挙戦は最終盤ですが、残念ながら政策論争は深まっていないかと
思います。憲法、経済、社会保障、原発、教育、財政健全化、外交・安全保障、
震災復興、長時間労働など働き方等々、論ずべき課題は、たくさんあります。
最終盤で、テレビや新聞各紙も、改めて各党の主張や公約などを扱っています
し、選挙公報やネット上の候補者の情報など、判断材料は、ある程度は提供
されていると思います。きちんと議論ができる民主的な国会にするために、
ベターな選択を多くの方にしてほしいと願います。台風がひどくならないうちに、
是非投票所に足を運んでください。