大型で強い台風21号が、21日以降、非常に強い勢力になって、沖縄に接近
する見通しで、22日、23日には、西日本や東日本に接近、上陸する可能性が
あり、気象庁は注意を呼びかけています。22日は、衆院選の投票日ですので、
可能ななぎり期日前投票をしたおいたほうがよいと思います。この台風でも
豪雨が心配されますが、気象庁の全国調査で、全国の雨量観測所の2012年
以降の統計を調べたところ、約3割の地点で、1時間当たりの降水量が、観測
史上最大を更新していたことがわかった、と報じられています。統計が10年
以上ある1232地点について、2012年以降に1時間当たりの最大降水量を
更新しているか調べたところ、山梨、佐賀両県を除く45都道府県の351地点
で更新していました。最も多かったのは北海道、次いで岩手、秋田、鹿児島県、
ということです。今年7月末までの間、全国で最大降水量を記録したのは、熊本
県甲佐町の150ミリでした。41人が死亡・行方不明となった九州北部豪雨(今
年7月)では、福岡県朝倉市で129.5ミリを観測しています。1時間当たりの
雨量は50ミリ以上が、滝のように降る。80ミリ以上になると、恐怖を感じる、
とされている、ということです。この原因は、やはり地球温暖化で、大気中の
水蒸気が増えるためで、想定を超える雨がどの地域で降ってもおかしくない、
と専門家は話しています。トランプ大統領が何と言おうと、日本の技術をもっと
温暖化防止に役立てるべきだと思います。