現在行われている衆院選の争点として、昨日は教育無償化を取り上げました

 

が、その他の争点についても触れたいと思います。この選挙は、「国難」だから

 

と安倍総理が、勝てそうなタイミングで打ち出した、理解できないスタート

 

でした。その後、野党第1党の民進党が、安倍一強を倒すためと希望の党への

 

合流をめざしましたが、小池代表の「排除」の論理で失速、筋を通したと新党の

 

立憲民主党に支持が集まり、無所属の候補も多いなど、党の離合集散に前半

 

は翻弄されました。しかし、ベターな選択をするためには、それぞれが関心を

 

持っているテーマについて、一番支持できる候補に投票することだと思います。

 

テレビや新聞で、各党の主張を、けっこう多く放送し、掲載しているので、選挙

 

公報と合わせて、チェックしてください。大きなテーマでは、憲法改正について、

 

内容の差はあれ賛成の党、反対の党があります。安全保障についても、

 

集団的自衛権、専守防衛などについて、賛否があります。原発については、

 

原発維持と原発ゼロ、ゼロにする時期などに差があります。あまり語られて

 

いませんが、秋の臨時国会の重要法案だったはずの働き方改革についても

 

争点のはずです。そして、女性の活躍についても、あまり表に出ていませんが、

 

安倍政権の重要なテーマのはずです。活躍といっても、子どもを預ける保育所

 

がない、あるいは長時間労働で両立できないなど、これも女性にとっても、

 

少子化で労働力人口が減り続ける日本の成長にとっても、重要なテーマです。

 

そして、昨日も触れましたが、財政再建についても、語っている党は少なく、

 

目に見えないからといって、将来世代の借金を積み増すだけでよいはずは

 

なく、税制や公平な負担の問題も避けて通れません。社会保障についての

 

関心は、いつも高いのですが、バラマキだけでなく、財源をともなって、納得の

 

いくプランを提示しているのは、どの党か。それぞれが重視するテーマで、

 

是非、ベターな選択をしたいものです。とにかく投票をしないと、政治は

 

どんどん悪くなります。国民が選んでいない政治家はいないわけですから、

 

とにかく投票をして、一歩ずつ変えていくしかないと思っています。