今日10日、第48回衆議院選挙が公示され、12日間の選挙戦が始まり

 

ました。自民・公明の与党、希望の党・日本維新の会、共産党・立憲民主・社民

 

の3つの勢力を中心に争われることになります。午後5時の立候補締め切り後

 

に確定した立候補者数は、まだ報じられていませんが、NHKのまとめによる

 

と、小選挙区と比例代表合わせて1100人余りが立候補を予定しています。

 

今回の選挙では、定数が10減り、小選挙区と比例代表合わせて465議席を

 

巡っての選挙戦になります。解散が行われてから、小池都知事が希望の党の

 

代表になり、前原代表が民進党を実質的に合流させる決断をし、政権選択選挙

 

になるかと思われましたが、小池氏の排除の論理で、民進党の候補者は希望

 

の党、枝野氏が立ち上げた立憲民主党、無所属の3つに分かれることになり

 

ました。今までのままでは政権選択選挙にならない、安倍一強を倒すためには

 

これしかない、という前原代表の判断は、以前にもお伝えしたように支持します

 

が、小池氏の排除で分散してしまったことは残念です。今回の選挙の争点は、

 

安倍政権の5年間の評価(森友・加計問題、安保関連法制、特定秘密保護法、

 

大義なき冒頭解散、安倍総理の姿勢等)、消費増税のあり方、憲法改正の

 

是非、そして原発問題(今日原発訴訟で福島地裁で国と東電の責任を認め

 

賠償が命じられました)、今後の社会保障と財政の問題など多岐にわたり

 

ます。それぞれの党の主張は、モザイク模様のように入り組んでいますが、

 

よくわからないからとか、誰がやっても同じなどと言って棄権することだけは

 

やめましょう。それぞれの立候補者の主張やこれまでの取り組み、各党の

 

主張など、アンテナを張って情報を集め、ベストな選択はなかなかないと思い

 

ますが、ベターな選択を、ひとりひとりがすることだと思います。国民に選ばれて

 

いない議員はいないのですから、政治の質は国民にかかっています。

 

原発の問題、