今年のお盆休みは、山の日の次が土曜日で、6連休になる人もあり、あちこち
出かける人も多いと思います。軽井沢は、このところ、夕方から雨という日が
多く、曇りベースの天気で、最高気温は25度超という、避暑地らしい気候に
なっています。普段は、あまり車も人も通らない家の前の道も、車や人が
ひっきりなしに通っています。お盆休みに、最近報道された「休み」についての
記事から、休みについて考えてみます。ひとつは、先日も取り上げましたが、
鈴岡県吉田町が、来年度から、町内の小中学校の夏休みを最短で土日を
含めて連続で16日間程度にする方向で検討していることについて。忙しすぎる
教師の負担を軽減するため、ということで、保護者の間でも賛否両論ある、
ということです。私は、父が学者だったので、子どもの頃から夏休みは、軽井沢
で1ヶ月くらい一緒に過ごしました。その時から、大好きな軽井沢に将来は
住もうと思っていて、5年前に実現しました。夏休みは、学校がある時には体験
できないことに出会える貴重な期間だと思うので、この町の方針には賛同
しかねますが、みなさんは、どのようにお考えでしょうか。また、先日報じられて
いたのは、SOMPOホールディングス傘下の損保ジャパン日本興亜ひまわり
生命保険は、9月から、育児や介護を抱える社員を対象に週休3日を導入する
、ということです。育児は小学3年生まで、介護は期間は問わず、1ヶ月前に
休みを希望する曜日を申請し、給与は週1日分カットされ、時短勤務との併用も
できるそうです。週休3日制は、IT大手のヤフーが4月から、育児・介護のため
に申請すれば利用できる制度を導入しています。宅配便大手の佐川急便は、
ドライバーの一部に週休3日制を取り入れています。また、新入社員の48%
が、「まわりが残業でも帰る」と考えていることが、日本生産性本部が行った
意識調査でわかりました。「職場の上司、同僚が残業していても、自分の仕事
が終わったら帰る」と答えた人が48.7%で、2001年度以降で最高でした。
仕事や休みに関する考え方が変わってきているのだと思います。日本人は、
有給休暇の取得率が半分位で推移していて、海外の人は当然の権利として
休暇をとるので、説明してもわかってもらえなかった経験があります。仕事
一辺倒ではなく、家族との生活や休暇を大事にする方向に、働き方改革という
からには、もっていってもらいたいと思います。そうすれば、お盆休みや
ゴールデンウィークなどに、観光客等が殺到するということも緩和されるの
では、ないでしょうか。