第3次安倍第3次改造内閣が、今日3日夕方、正式に発足しました。外務大臣

 

に河野太郎前行革大臣、総務大臣に野田聖子元郵政大臣、問題があった

 

防衛大臣に小野寺五典元防衛大臣、文部科学大臣に林芳正元防衛大臣など

 

が、注目されています。また、厚生労働大臣に加藤勝信1億総活躍大臣、法務

 

大臣に上川陽子元法務大臣など、大臣経験者が多いのが目立ちます。第2次

 

安倍内閣ができてから、6人もの閣僚が辞任していることから、手堅い人を

 

選んだとみられています。安全な人というと、大臣も経験した一定の当選回数

 

の人になり、若手や女性が少ないのは、残念です。お友達ともいわれた

 

安倍総理と気脈を通じる議員を重用し、そうした人たちが問題を起こして、支持

 

率が低下したことから、2年前の総裁選で総理の対抗馬として立候補を模索

 

していた野田聖子さんを、得意な分野の総務大臣にしたことは、注目したいと

 

思います。また、長年、外務大臣として安倍政権を支えてきた岸田前外務大臣

 

が党務の政調会長になり、次の総裁選に名乗りをあげるのかも注視したいと

 

思いますし、憲法改正に慎重な岸田氏によって、前のめりな安倍総理の改憲に

 

ブレーキがかかることも期待したいと思います。河野太郎氏の外務大臣も、

 

どのような独自色が出せるのか、注目したいと思います。この手堅いメンバー

 

で、支持率が回復するのか、安倍総理が信用できないという意見が多くなって

 

いる中で、どうなるでしょうか。これまでよりは仕事ができる大臣が多いようには

 

思います。閣僚の中でも、自民党の中でも、安倍総理の意向に沿うばかりでなく

 

活発に議論をして、よりよい政策を実現していってほしいと思います。