将棋に詳しくない私でも、14歳の藤井聡太四段の活躍には、連日、驚き、

 

楽しませてもらっています。昨日22日、中学生棋士の藤井四段は、大阪市の

 

関西将棋会館であった王将戦1次予選4回戦で、澤田真吾六段(25)に勝ち、

 

デビュー戦から公式戦28連勝を達成しました。これで、1987年に、神谷広志

 

八段(56)が、五段時代につくった歴代最多の連勝記録に並びました。新聞の

 

号外が出たり、NHKなどでもトップニュースで報じたりで、日本中がフィーバー

 

という感じです。暗いニュースが多い中で、こうしたニュースがあることは、

 

うれしく思います。インタビューでは自然体で、おごらずに、「(28連勝は)

 

本当に思ってもみなかったことで非常に幸運。ツキがあったのかなと思う。

 

(新記録がかかる次局は)相手は強敵なので、気を引き締めて臨みたい。」

 

と語っています。プロデビューから約半年で、28の最多連勝記録に並んだ

 

要因は、幼少期から将棋でも遊びでも好きなことに打ち込んできた持ち前の

 

集中力だ、と報じられています。幼稚園時代に詰め将棋で、考え過ぎて頭が

 

割れそうだった、というエピソードも紹介されています。おじいさんと将棋を

 

したのが始まり、ということで、このように自然体で強いプロ棋士になったのは、

 

周囲の支えもあったのだと思います。対局中に、藤井四段が食べた昼食の

 

店などにもリポーターが押し寄せて、ちょっとやりすぎかとは思いますが、

 

こうした将来に期待がもてる若い人のニュースは、楽しく見られます。

 

14歳というと、卓球の張本選手や、サッカーの久保選手などもいて、日本の

 

若い人たちも、たいしたものだと思います。