今日は、朝早く軽井沢を出て、東京の山野美容専門学校の入学式に参列して

 

きました。604人の新入生に、山野総長、山野愛子ジェーン理事長・学長に続

 

いて、来賓としてお祝いのことばを述べさせていただきました。今日の東京は、

 

一段と暖かく、まだ雪が残っている軽井沢とは季節が違う感じでした。

 

 

さて、東京電力福島第一原発事故で自主避難し、3月末で住宅支援を打ち切ら

 

れた避難者に関する今村復興大臣の言動が波紋を広げている、と報じられて

 

います。4日の記者会見で、国の責任を問う記者の質問に激高し、「どうするか

 

は本人の責任」「裁判でも何でもやればいい」などと発言しました。自主避難

 

している人が、「好きで避難しているわけではない」「当事者意識に欠ける」と

 

反発しているのは、当然だと思います。自主避難者にお金が出ていない、責任

 

もって回答してください、と言われ、「なんて君は無礼なことを言うんだ。」「撤回

 

しなさい」「出ていきなさい。もう二度と来ないでください」などと、原発事故の

 

避難者に責任を持っている担当大臣とは思えない発言を続け、会見を打ち切り

 

ました。その後、怒ったことについては謝ったようですが、発言は撤回していま

 

せん。今村大臣の発言は、原発事故によって生活を根底が覆され、いろいろな

 

事情があって故郷に帰れない人たちの心を傷つけました。政治家、特に大臣は

 

どのような質問をされても、多様な声に耳をかたむけ、冷静に対応することが、

 

求められていjます。