今日は、私の誕生日ですが、午前午後と、ボランティア活動があり、この1年も
充実した年にできればと思っています。午前中は、図書館友の会で、来年度の
イベントの計画などについて話し合いました。午後からは、軽井沢文化協会を
リードされている塩川治子さんの「玻瑠山居」の庭などを使って、今年から始めた
自由塾の3回目で、「深山荘(旧スイス公使館)の未来」の講話と質疑、懇親の
ティータイムが、30人余りが集まって、行われました。講師は、学部生の時に
論文を書いて以来、20年にわたって、深山荘(スイス公使館)のことを研究されて
いる、田川幸太さんが、東京から来てくださいました。深山荘については、軽井沢
文化協会が、約10年前に保存の署名活動をして、町が購入して保存することに
なりました。昨年もシンポジウムが開かれたりしましたが、これからどう活用するか
については、全く見通しがたっていません。そのヒントになればと話してくださり、
ポツダム宣言打電の地、という伝説?は、事実ではないこと。しかし、明治時代
から外国人を受け入れ、戦争の極限状態でも、安心して暮らせると外国人から
信頼された。100年以上前から異文化交流をした象徴が深山荘。歴史、文化、
風土、地域性に価値があるので、その象徴として前向きな価値があり、そこから
平和にもつながる、等の話をしてくださいました。ヒントがたくさんあり、知りたい
ことがわからないモヤモヤ感が、解消しました。ティータイムの懇談まで、天気が
もち、解散してから雨になったので、よかったです。