昨日は、久しぶりに1日雨が降らない中で、例年9月初めに行われている藪刈り
があり、参加しました。藪刈りは、野生動物による被害防止、子どもたちの環境
教育、多様な人々の協働を目指して、西部小学校近くの1000メートル林道
付近で、行われています。野生動物が、人家の方に出てこないように、また子ども
たちの安全が森林を拓くことで守られるように、10年間続けられてきています。
私は、軽井沢に引っ越してきた4年前から、ボランティアとして参加しています。
友人で、成城大学教授の打越さんが呼びかけて、現在では、軽井沢西地区区長会、
地域住民有志、町外・県外からのボランティア、軽井沢町議会、林野庁東信森林
管理署、軽井沢町役場、軽井沢高校、ピッキオなど、そして打越さんのゼミ生の
成城大学生と卒業生有志が、大きな力を発揮しています。今年は、約90人が参加し、
これまで拓いてきた場所から、少し森林に入った場所に道のように空間を作る作業を
しました。チェーンソーで大きな木を切ったものや枝葉を、端に運んだり、小型の
ノコギリで小さな根や枝を切ったり、結構な力仕事でした。でも、多様な人たちが協力
して作業を進め、夜は懇親会をして、よい交流もできます。協働ということが、なかなか
できない軽井沢町で、継続して藪刈りを行っていることは、とても貴重だと思います。
写真は、作業を始める前に、手順や安全のための注意などがあった開会式のもの
です。