昨日は、福岡までボランティアの仕事で日帰りしてきました。先日の秋田より、


飛行時間が長いので、より長い時間が必要でした。帰りの飛行機で、夕暮れ


の富士山が、きれいに見えました。


1日、ニュースを聞けず、バングラデシュでのテロの詳細を、夜になって知り


ました。首都ダッカの、日本大使館にも近い外交・商業地区で、1日夜に


数人の武装グループが飲食店に侵入し、人質をとって立てこもるテロが


起きました。警察が2日、店に突入し銃撃戦になり制圧し、日本人1人含む


13人が救出されましたが、日本人の男性5人、女性2人の死亡が確認された、


と報じられています。多くの外国人(イタリア人9人)を含む人質20人が死亡し、


20人以上が負傷しました。IS(イスラム国)の犯行とみられています。死亡した


のは、JICA(国際協力機構)の円借款プロジェクトである交通インフラ事業に


従事している、コンサルタント会社の社員ということです。途上国で、その国の


ために働いている人が殺害された事件は、許されないことです。バングラデシュは、


有望な投資先として、日系進出企業は、約240社にのぼる、ということです。


本拠地で劣勢のISが、テロを拡散させているという見方もあり、政府としても、


日本人の安全に万全を期してほしいと思います。事件を知りながら、危機管理の


責任者である官房長官が、1日中、地方での選挙応援をしていた、ということは、


総理がいたからといってすむことではなく、責任が問われることだと思います。