舛添都知事の金銭感覚、公私混同の政治資金が問題になっています。舛添


さんとは、議員時代に、子育て政策など、いろいろ話もしていて、期待していた


ので、とても残念です。最初は、2015年10~11月にロンドン・パリに出張した


際に、経費が約5千万円かかり、航空機のファーストクラス、スイートルームの


宿泊代など、高額な海外出張費が、問題になりました。次いで、2015年4月から


1年で計48回、ほぼ毎週末、約100㎞離れている湯河原の別荘と都庁などを


公用車で行き来していたことが、問題になりました。ここまでは、ちょっと庶民の


金銭感覚とは違う、という話だと思っていました。ところが、今問題にされている


国会議員時代の、自身が代表を務めていた政治資金団体の政治資金収支報告書


に、家族との宿泊代や、家の近くでの家族との飲食代など計45万円余りが記載


されていた問題は、会議費として記載されているなど、法律違反の疑いも持たれて


います。昨日13日の記者会見で、宿泊については、家族と千葉県木更津市のホテル


に泊まったが、そこで事務所関係者と会議をしたので、会議費とした。また、飲食代


については、責任者に勘違いがあった、などとして、返金するとしています。これは、


納得がいくことではなく、公私混同としか思えません。都民が、どう受け止めるか、


また、都議会が進退についてどう判断するかがあると思いますが、謝罪の意思も


あまり伝わってこず、このままですませるわけにはいかないのでは、ないでしょうか。