軽井沢の初夏は、どうですか?と、よく聞かれますが、咲いている花を見ると


まだ春、といったほうがよいように思います。気温は、今日も23度まで上がって


初夏のようですが。このところ曇りの日が多かったのですが、歩くと、新緑、


たくさんの花々で、うれしくなります。シバザクラ、ヤエザクラ、八重のヤマブキ、


ヤマツツジ、タンポポ、サクラソウなど、色とりどりの花が、自然の中に咲いて


います。


今年の夏は、ラニーニャ現象が発生する可能性が高いということが、気象庁の


分析で、わかりました。ラニーニャ現象は、南米ペルーの沖合から中部太平洋


の赤道域にかけて、海面の水温が、平年に比べて低い状態が1年程度続く現象


です。世界の各地で、高温や低温、記録的な大雨、干ばつなどの異常気象が


発生する可能性が高くなる、と考えられています。気象庁によると、一昨年の夏


に発生したエルニーニョ現象は、弱まりつつあり、春の間に終息する見通し、と


いうことです。ラニーニャ現象が発生すると、日本の夏の気温は高くなる傾向が


あるといわれていて、最近、ラニーニャ現象が観測された2010年夏には、


北日本などで、記録的な猛暑になった、ということです。気候変動の影響か、


このところ、何が異常で、何が正常か、わからなくなるほど、異常気象が多く


感じます。穏やかな気候の変化を望みたいですが、人間の日々の生活が


影響していることでも、あるのでしょう。