熊本での大地震から4日目になります。今日の昼現在で、死者は42人、


負傷者は1096人、行方不明が9人、熊本県内で避難している人は、10万


8千人ということです。たび重なる余震、そして狭い避難所で中に入れない人、


車の中ですごしている人もいる、と報じられています。昨日は、77歳の方が、


避難所で急性心不全で亡くなっています。少しでも、すごしやすくなるようにと


思いますが、現場は非常に大変なようです。支援物資を、政府も送っていると


いっていますが、生きていくための水や食べ物も足りず、ぬれティッシュなどの


衛生用品、子ども用だけでなく大人用のオムツ、下着などが足りないとインタ


ビューなどで伝えられています。避難勧告等も出て、避難する人が当初より


大幅に増え、必要な所に必要な物が届いていないのが現状です。校庭などに、


SOS、水、食べ物等を椅子などで書いている所もあり、SNSでの発信も続いて


います。避難所などで、必要な物が必要な人に届かない、ということは、阪神


淡路大震災、東日本大震災でもありましたが、工夫できないものでしょうか。


熊本では、交通機関が動いていなかったり、道路が通れなかったりで運べない


ということと、物資が届いても、それを仕分ける人が足りないなどのことが、


あるようです。被災地でない所で仕分けをすることも、あってよいと思います。


また、専門家が話していましたが、いつ治まるかわからない余震もあり、広域


避難も、ということもひとつの案だと思います。その場合には、国が県や基礎


自治体と連携してあたることが必要だと思います。ボランティアは、余震が続く中で


行けないということもあり、自衛隊、自治体の職員などが頼りかと思います。できる


だけのことをしてほしいと遠くより願うしかないのが、もどかしい思いです。