今日も、軽井沢は午後2時頃まで、雪が降り続き、昼のニュースでは、今日の
積雪が21センチ、一昨日の雪が少し融けて、累積積雪は47センチということ
でした。その後も降っていましたので、50センチ近いのではないかと思います。
今日は、午後2時から、中軽井沢図書館2階の多目的室で、軽井沢朗読館
カルテットのメンバーによる演奏会、「ラシック音楽の魅力」があり、雪を踏み越えて
行ってきました。このカルテットは、青木裕子館長の軽井沢朗読館開館以来の
カルテットで、国内外で活躍する4人の奏者によって、2014年に発足した、との
こと。今日は、ドイツにいる1人のメンバーを除く、ヴァイオリン、ビオラ、チェロの
三重奏でした。シューベルトの弦楽三重奏曲変ロ長調作品471、久石譲のメドレー
「となりのトトロ」、ベートーベンの弦楽三重奏曲変ホ長調作品3より第1楽章、
メドレー「日本のうた」で、夕焼け小焼け、早春賦、朧月夜、夕日、夏の思い出、
赤とんぼ、村祭、雪と、とても楽しめる演奏でした。間で、クラシック音楽について
の、メンバーによる話があり、弦楽器の音を支える、中の1本の魂柱のことや、
ベートーベンが、鬘を被らず、宮廷に召しかかれずに、自分で表現した初の音楽家
だったことなどを知ることができました。アンコールにジャズのパイナップル・ラグ
の演奏もあり、アットホームな、よい演奏会でした。東京から来たメンバーは、
泊まった所の雪かきなど大変だったようですが、地元の人に聴いてもらうには、
夏は商売が忙しく、冬が一番ということを話したりしました。今日は、図書館の
文化講座として、初めてのクラシック音楽の演奏でしたが、友の会も協力して、
いろいろな試みができたらと思います。