4月に開設した時にも、お伝えしましたが、離山図書館は、カラマツ林に赤
レンガの軽井沢らしい素敵な図書館なのですが、中軽井沢駅に併設した
新しい図書館に比べて、来館者が少なく、町が冬季休館を提案したりして
いますので、何とか来館者を増やそうと、支援している友の会で、いろいろ
やっています。そのひとつとして、あまり使われていなかったラウンジを
私たちで掃除をして、お勧めの本にメッセージを帯につけて寄贈していただき、
貸出ノートで借りていただく「ラウンジ文庫」を、町と友の会の協働のモデルとして
運営しています。秋から冬の来館者を増やすために、一昨日17日から19日
まで、ラウンジ文庫フェスタを開き、会員が常駐して、新しい本の寄贈を呼び
かけたりしました。最終日の今日は、15~17時で、これまでは会員で夜に
離山図書館で行っていた、図書の情報交換会「ビブリオトーク」を行い、
13人が参加してくださいました。お勧めの本を持ってきて、3~5分で紹介し、
それについて話し合う、とても興味をそそられるものです。今回は、会員以外の
方にも呼びかけ、子どもたちに図書館に足を運んでもらい、将来は子どもの
ビブリオトークもと考えていることから、町内の小中高校の司書の先生にも
呼びかけ、軽井沢高校の司書の方が参加してくださいました。2つの図書館を
交流の場の中軽井沢と学習の場の離山として維持する、という町の約束を
守ってもらうためにも、私たちでできることをしていきます。